TV番組で政権を批判すると視聴率が下がりそれが原因でTBSなどは朝の情報番組がついに芸人が遊ぶ番組に変わってしまい、どこからも本当のことが聞かれなくなった日本、それでも余りの物価高騰にさすがの国民も保守政治にガマンの限界が来たのか?、日経も日銀のマイナス金利を来年早々に止めるのでは(アメリカの顔色を伺いながら?)、という記事を載せ始めた、しかしそんなに簡単にいくものなのか、そもそもこのすざまじいインフレは自動的に消費税額を上げ国の借金を減らすのが目的、その為には円安にしておかないと物価高騰はまたデフレの悪夢に早変わりしてしまう、そうなると国の借金はさらに増えるばかり、ハハ。何とか国民を騙してこの激しいインフレを続けないと国は利息を払うだけで破綻してしまう、そんなことはとっくの昔からサルでも分かっていたが景気を良く見せかけるためには国の予算を増やして景気が良いのを国民にアピールし続けるよりほかなかった、それがアベノミクスだから自民政権は人気があったのだ。先日そのアベノミクスを押し進めた竹中平蔵氏は2年で止めるべきだったと安倍氏が死んだ途端本音を漏らしていた、セイフティネットを予め作っておいてこぼれ落ちた人々を救うのを条件でアベノミクスを始めることを無視しいきなり始めた結果が今のスタダフレーションになって御飯にもありつけない人々が巷に溢れている現状で利上げをしたらどうなるか?、沢山預金を持っている人間はそれだけで食べて行けるが、家を買いローンを払い始めたばかりの働き盛り人たちは家のローンを払うだけで生活費がなくなることになるが今の激しい物価高にそんなことが可能なのか。あらゆる経済システムがストップして動かなくなるのが予想できる、金利が上がれば当然銀行もお金を貸し渋ることになり今までマイナス金利で世の中におカネが余っていたのに、それでもコロナの後遺症で借金を払えない企業や個人が激増している昨今、そのカネが突然消えてなくなることになる。それでもマイナス金利を続けるとこの物価高は更に酷くなるばかり、黒田前日銀総裁がアベノミクスで放ったバズーカ砲が何処に命中していたのか、その結果が今出ようとしている。<阿鼻叫喚の世界に変わらないか?>、それをまた年寄りのせい(集団自殺しろーby成田悠輔氏)にする国民が望む(ヤクザの論理)体制はこのまま続くのか。それなら先に政治家が議事堂の前で全員腹を切ってみせろ!!。
もうそれについて多くは書くまい、何故ならモノが見える人にはこの騒ぎが日本の命運を握っていることは分かっているからだ。分からない連中だけがぎゃあぎゃあ騒ぎ立てている、もう世界は基本的な日本の在り方に気付いているから、その代弁者が台湾の次期総統候補者の言葉であり、「日本政府の言葉ではなくデータを示せ」、と言っているが、その言葉こそ日本の命運を物語っている。先日日本の副総理が訪問して国交のない台湾にかけた言葉に対するあれは返答であり、そして世界の代弁者でもある、ニューヨークタイムズ紙さえ「懸念の放出が始まった」と書いていた。そのことが理解できないバカがギャアギャア騒ぎ立てている。さぁ日本人よこれが最後の戦いになろう、そのことを心して臨め、自分たちの失敗による失敗した結果の水の放出が自分たちの命運を決めるのだ、だれに文句を言う筋合いがある?、「透明性を確保している?」そんなことは最低限の責務だしその責務さえ疑われているから数値データの公表が必須なのだ。もうことは決したのだしかも自分から。それだけが全てだ。<権力もメディアも反社勢力と完全に一体化している日本は、国葬しても国賓の誰も来ない自ら国家を否定するヤクザ国家のままで本当に行くのか?>。
フランスの選挙は予想を裏切り左派連合の優勢勝利に終わり、マクロン政権はいづれにしても衰勢を余儀なくされる結果となった、マクロン氏が当選した当時私は中道の彼は左右どちらからも攻撃され苦労するだろうと予想した、余程強い意志を持って政治行動を進まない限り中道政治は右左の攻撃にさらされやすいのは当然のことで、彼の前の右寄りのサルコジ政治を懐かしむ勢力は当然難民政策に不満を抱いていることは分かっていたしその前のジスカールディスタン氏の左派政治擁護者はマクロン氏の年金改革にノーを突きつけたことが今回の選挙を最も説明しやすいものといえる、そこには日本の政治との決定的な違いがあり政治は国民が作り育て上げるものという意識が、今回の選挙を可能なことにしている。政治は与えられるものではなく国民が作り自らの意思で行うものだというかつての革命の経験がこの選挙を可能なものにした。アメリカは当然左派の勢力拡大に驚きと困惑を見せているが、ここに書いたようにフランスでは交互に右左の政治を代わる代わる行ってきたのだ、マクロン氏の中道政治はしかしこれまで経験がなく、その不満が今回の騒ぎになったが、やがてフランスはこの混乱の経験から再び中道の道に戻っていくだろう。アメリカのように右翼に二つもエンジンが付き左翼には一つもない飛行機では今回のような結果になることは歴史的必然だったと言えるだろう、しかも外側のエンジンは今逆噴射さえしている。右も左も強すぎると真ん中の胴体は真っ二つに割れるし、右だけならいづれ墜落する。さて日本だが最初から翼がない飛行機は国産ジェット機ではないが空に舞い上がれない、地上をはい回る以外にないではないか、本当の政治は国民が自ら羽根を作りそして飛び立たないと広い視野は持てない、それはハテ何時になることか。
超越的現象学
改めて2匹の蛇が互いの尻尾(ウクライナ)をめぐって共食いの矛盾にイラついてそのとばっちりを日本に向けている。勿論それは昔から黒海は両方の交易にとって最も重要な要衝でそのためにウクライナは双方の取り合いの歴史を何度も繰り返してきたことは、クリミヤの百年戦争の歴史をみても明らかで、今回互いの利権をめぐってアメリカと欧州の亀裂がNATO内でトランプ氏の言動から表面化してその結果がロシアに対するウクライナ安保に現れ、紛争の長期化にどちらもイライラが募っている、しかも同盟国と云いながらアメリカは日本には天然ガスも原油も安全保障を理由に輸出さえしない、そこで日本はロシアに対して喉から手が出るほどエネルギーが欲しいのが当然で、プーチン氏に近づいてそれを手に入れようとして彼の掌中にハマった。今回西側、ロシア双方からその矛盾の矛先が日本に向けられている、というわけだ。この三つ巴の矛盾が先鋭化してくると、力学は当然立場の弱いほうに向けられる。岸田総理はロシア、欧米双方から攻められ立場は苦しい、しかも外務大臣がわざわざポーランドに出向いてウクライナ難民を僅か20人連れて帰ってきた結果が、よけい西側をイライラさせている。それが日本の保守政治の閉鎖性を世界に向けてアピールして更に日本を苦しい立場に追い込んでいる。それが今回の本来の原因であるアメリカ政治の内部矛盾を覆い隠す格好の材料となって、日本を責め立てる元にしてきている。しかしいくら日本を責め立ててもウクライナの危機は解決はしない。日本はそれをきちんと国際社会に向け説明しなければ立場が苦しくなるばかりだが、悲しいかな<ゼレンスキー氏のような>それを主張できる政治家この国にはいない、これは戦前の日本と同じような状況になり得るが、日本の政治家は単に軍備増強でそれを解決できると思い込んでいる。また戦前の二の舞を踏むだけでそれが国際社会の力の論理の結果で、本当の解決にはならないことは欧米もロシアもよく承知しているはずだが、これは歴史が今までのような戦争で解決できないより深刻な状況は、ロシアの人権委員会からの除名に対する世界の姿勢の結果を見ても明らかで、93か国が除名に賛成したと言っても、反対、棄権の合計80か国を見ればわずか13か国の差でしかない。つまり世界がまともに2分化されている現状はいくら日本を責め立てても解決できる矛盾ではないことは明らか。ここに私の人類が滅亡の淵に立たされている、という主張の根拠があり、このままロシアとNATOが互いの矛盾を角突き合えば、第二次大戦の悲劇の比ではない結果となる。双方この歴史上類を見ない危機に謙虚に向き合う時で、今人類はその剣が峰に立たされている。
予想通りの結果だった。選挙結果は意外だったがその結果起きた株価の下落がすべてを物語っていたのは予想通りだった、アメリカ国民が何を見て今回選挙に臨んでいたか今回ほどはっきり見えたことは今まであまりなかったのではないか。そして何故安倍氏が死んだのかも、世界をこれほど不安定にさせたウクライナ侵攻が何故起きたのかアメリカ国民はよく理解していて、この選挙で世界中の人々も改めて理解し、それが何の目的だったのかより具体的に分かったのではなかったろうか。更に今回の選挙でもう一つ大きな不安が更に増したのは台湾情勢だろう。今パキスタンで前大統領が負傷しそれを巡り混乱が起きているが隣国アフガニスタンの結果によってアメリカの世界的地位が揺らいでいることも大きな要因と言えそれが台湾情勢に大きな影をもたらし、今後更に不安定になりかねないことはこの選挙の結果を見れば明らかであり、日本国民は台湾の不安定化を決して推し進める側になってはいけない、ということがこのアメリカ選挙ではっきりしたことはどなたも異存なかろう。何故ならもしこれが台湾進攻であったらこの選挙結果は大きく違っていただろうと私は考えるからで、既に日本には原爆が使われていることで、それが何を意味するか日本人なら自民党でなくてもよく分かっているハズだからだ。保守政権は防衛費を増やすなどと言っているが実質それは戦費を増やすことでアメリカにそれを提供するためであることは、兵器の購入が何を意味するか考えれば誰にでも理解できる、それよりなにより自分の内部で安全保障体制そのものが崩れ切っていて、内部情報がダダ漏れでありながらどんなにカネだけ増やしても食料の自給率はわずか3割台、あらゆる必需品がすべて輸入だよりの日本でどうやって戦争に耐えうるのか、それを考えれば今回アメリカ国民がウクライナ侵攻で何故この選挙結果を得たか考えれば日本がもし台湾進攻を実現させればどうなるか、火を見る必要もないことが理解できよう。そしてCOP27で既に日本は化石賞をいただいている、ウクライナ侵攻は人類の環境対策を更に遅らせている、それがこの自然災害を更に増幅させ日本はそれを直接もろに受けている。これ以上自分で自分を否定するのはもう止しにしたい。安倍元総理の死はその警告だったと云えるのではないか。
自民党の鈴木磬祐氏という議員の言葉は自民党の本音を聞くもので自民党が頼っていたのは結局カネの力だったと認めている。この自民党の体質が自民党を崩壊させた原因であることは日本の政治にとって非常に不幸でしかも危険なことだ。政治とはその為のしっかりとした意思と自己認識が必要でカネとカルト(普段自分たちがバカにする国の借り物思想)の力を頼った自民党の体制の矛盾は崩壊する宿命を背負っていたのだ。今の日本の他人事政治、社会はカネ崇拝による力の政治でそれが日本人の心を壊してきた、力による国家維持は平和を壊すそれは争いを生み人の心を荒ませやがて国力を弱める、今の日本がまさにそうだ。人心の荒廃が本当の強い国を作るはずはない、しかも円安経済は見ての通り人心の卑屈さを生み出し余所の国頼みのまるで敗戦国のように惨めな弱小国家(女たちは皆体を売りに海外へ)そのものだ。自民党は裏金を作り自分達だけ懐を肥やせばそれで満足だろう<やっていることは戴きリリちゃんと一緒じゃん、彼女の方が体を張っただけ舌先三寸の政治屋どもより未だまし?>が国民はまるで植民地に居るような男も女も心身ボロボロ(劣化)で日々を過ごす羽目に陥っている。ここから一日も早く脱却する必要がある、そのことに国民もようやく気付いたのではないか、あくまで自民党がカネの力に頼る政治を続けたいのなら、もう自民党の政治に戻ることを国民は諦めるべきだ。
私たち(人間)はどれだけ真実を知っているのだろうか?、以前私は言葉は所詮事の端でしかないとブログに書いた、言葉を話し書けるから人間が最も真実を知っていると思い込んでいるのではないか、それはこの国の歴史について私がこれまで書いてきたことをお読みになった人はそれにおそらくと同意されていると思うが、むしろ言葉など持たないあるいは文字など持たない人間以外の生き物の方がよほど真実をしっかり見つめているのではないかと思う。これまで人間のテクノロジーや歴史が間違っていなかったら、これほど地球を痛めつけることもなかったはずでそれは人間が真実を極めてきたという錯覚を見事に打ち破って見せた。そういう人間の思い込みは全て文字と言う記憶に刷り込まれ歴史に刻まれてきた、この前のブログにも書いたが日本の歴史は主に支配者の歴史であり被支配者の歴史はほとんど無視されてきた、その偏った概念が文字に刷り込まれ歴史教科書によって人間に刷り込まれてきたのだ。今その歴史によって持続不可能になりつつある地球を救うためにはそれを質す必要があると私は考える、つまりこれまで歴史を作り上げてきた支配者の概念は人間の持続性を否定するものだということを改めて私たちは認識する必要があり、今アメリカが政治的にも文化的にも非常に混乱しているのはその為であり、その国に付き従う日本は更にその悲劇を味わうことは必至で、このままでは日本に未来がないのは今の不安が決してただの杞憂ではないことを意味する。この危機を乗り越え私たちの子孫に未来を約束するためには今日本は変わらねばならない、それをつべこべ言い募っている余裕はもはやないと私は考えている。そしてこの歴史を変えるために言葉の歴史を変える必要があると思う、これまで私は日本の否定の歴史の経緯をずっと説明してきた。もしあなたが私の意見に賛成されるのなら、この考えにもぜひ賛同されたい、そして真実こそ人間が生き延びるためにはそれを見誤らない人間の生き方が必要であると、何故ならこの歴史において最も危機を乗り越えたのはあのバカでかい恐竜ではなく最も弱い生き物である事実を私たちは知っているからであり、それがこのデリケートな地球で生き残る唯一の術だと思うからである。弱い者が知恵がないという間違った概念こそ人間が歴史を誤ってきた真実であり、人間は決して強くはない、その事実を否定してきたこれまでの人間の在り方自体が間違っているのだ、そのことを私たちは今地球の姿から学び直さなければならない、そして人間の生き方も変えることが必要で、そのことに誰しも異存はないだろう。
今世間ではカスタマーハラスメントが大きな話題になっていて社会の混乱のひとつのバロメーターのようなことに、以前私は日本社会はハラスメント社会だと書いたが上下関係の厳しい社会は本来ハラスメント社会で、上の者が下に対して厳しく指導とか教育の名を借りて虐めが行われてもそれほど大きな騒ぎになりにくかったことが、人権問題特に海外で女性たちが♯Metoo運動を起こし女性のセクハラに対して抗議の意思を示し始めたことからハラスメントにより敏感になった。もとより日本社会でこうした問題が騒がれなかったのはタテ社会が国家の基本の姿だったからで、カスハラに限らず虐待や虐めは上からのハラスメントが日常茶飯事だった社会の常道で武士の「切り捨て御免」はその象徴の姿だった。身分制度が厳しい国は日本に限らずインドやかつての中国、革命前のヨーロッパでも奴隷制度が当たり前の社会ではハラスメントは何の問題にもなり得ない時代であった、それが今これほど問題になっているのは民主主義の時代に入ったからで、日本のハラスメントが騒がれるのも明治150年になりようやく人権問題に日があたるようになってきた証と云えるのではないか、ハハ。その解決にはにほんの上下社会の廃止がなければこれは永遠の問題として残るだろうし、まして男女の社会格差は完全な平等社会が到来するのを待つしかないのではないか。今の日本はその過渡期に入っているが揺り戻しの方が強く二歩進んでは三歩下る現状ではどうなるのか?、所謂政治問題化している103万円の壁も実はこれは日本社会の基本が妻や子供が夫の付属物という考えからできているからで、個人が基本単位の欧米では起こり得ないものだ、そのくせ消費税は個人の基本で赤ん坊のミルクやオムツ代にも課税されていて何故消費税には扶養控除が適用されないのか。この体制の矛盾が社会の不満の原因で、本来起こり得ないカスタマーハラスメントが起こる原因がここに起因する。所得税は家族が基本なのに何故消費には個人が課税されるのか、こうした理不尽が日本社会には充満している。消費税も家族単位にして扶養控除が適用されれば所得税の103万円の壁も納得できるだろう。政治の側の都合ですべてが決められるこの国の制度を国民の都合に合わせる制度に替えればハラスメントはかなりなくなると私は思う、石破さん一度試してみてはいかが?。知事会の政府への不満は自ら所属する体制の不合理にケチをつけている(天に唾している)のと同じ、<すべては民主主義の基本欠如から始まっている>。
熊本の女性殺害事件をみて思うのは日本社会はそれでなくとも内向きで世界から隔絶されている感が強い中、スマホなどでSNSの世界に浸りだすと更に人は孤独になりマニアックな世界に深入りし始め犯罪者的な人間に陥りやすくなるのではないか、と思うようになってくる。例えばそういう私もこうしてPCに向かう時間がコロナなどで増えるとつい目を酷使する時間が増え、疲れた目を癒そうと窓の外に出てベランダなどでぼんやり外界を見ていると何処からか「覗かれている」などという不審人物みたいに思われているような声が聞かれる、特に夕刻など薄暗い時間になるとそんな風に思われるようだ、こんな疲れてぼんやりしか見えない目がよそ様の家の中まで見える筈もないのに、である。仕方なくまた家の中に戻り遠くどころか足元までもぼんやりした目で歩くとモノで溢れたしびれた我が足は途端に何かに躓いてしまう。独りでいても何故か世間のメを気にしなければならない生活が続くと、時にはむしゃくしゃして<生きづらい社会だなぁ>と誰しも考えるのではないか。そうこうしているうちに自分が次第に一つの方向に更に突き進んでいくことになるのではないか?、おそらく犯罪者の心理とはそういう風に自分が追い込まれていく社会では孤独な視野狭窄的に狭い世界でスマホなどに頼る生活を続けていくことで、社会全体が全くつながりを失い次第に被害妄想を抱く生活を続けていくとあの長野の猟銃事件の犯人ような心理(自分の陰口を言われている?【否定カルト社会特有の世界観】)に陥りやすくなっていく、今の日本社会では誰でも陥りやすい世界ではないか、と思う。それが闇バイトの需要とつながると誰でも容易に犯罪者になり得るし、生きる上でカネが必需品の社会が更にそれを加速させていく、とかく強迫観念は人間のおおらかさを奪いしかもアベカルト(サディズム)社会にデジタルネットワーク技術が入り込むと人間は更に分断され孤立を深め人は更に追い詰められる、ハハ。少子化もさることながら、今そんな危機に陥っている日本社会を何とかせねば、日本はそれ以前に狂気の国に陥りはしないか。皆さん自己認識はデジタル社会を生きる上でスマホやVRゴーグルより前になくてはならない必需ヒンですよ、だからこそ日本の官僚が作る文章は全て他人事文になる、(日本の悲喜劇は此処からはぢまる)。<この自己認識を経なければ本来あなた(父親)の問題(離婚した妻子)が【あんな人たち(ほったらかし、少子化社会の根源)】の問題で終わってしまう>、これは離婚したあなたを別に責めている(離婚の事情は様々)わけではなく、他人事社会の本質のことを言っているのです。(それが日本の教育が最も欠けている社会)。
ウクライナの戦争は更に混迷を世界に植え続けている、ゼレンスキー氏はこの戦争は独裁主義からの侵略に対する民主主義の戦いと言っているがその肝心の民主主義が根元から揺らいでいる。アメリカの民主主義は共和党の側から見るとまるで建前でしかないかのように軽視され、それが対ロシアに対する戦争にも大きく影響している。欧州の政治も今は決して一枚岩とは言えず、あちこちでかつてのナチスを標榜する右派政治勢力が復活しつつあり、それがウクライナの戦争に危険な予兆を与え、しかも中国を中心とするグローバルサウスと呼ばれる勢力は中東の勢力を巻き込んで更に反米集団になりつつあり、これまで世界をけん引してきたアメリカを中心とする云わば自由勢力集団は次第に劣勢に陥りつつある、その原因が所謂民主主義の衰退でありアメリカの政治の変容こそその原因を作り出したことを、アメリカ自身が民主主義を建前とみなした動きに依拠しているが、果たして民主主義は本当に人類の生きる上での建前でしかないのか?。そのことを人類はもう一度自分に問いかけてみる必要がありはしないか、世界は今それ以前の暴力主義の時代に戻ろうとしているかのようだが、ポピュリズムといういわば人間の知性を否定する非知性主義はトランプ氏を代表するような人間の理性による自己制御を軽視する暴力による圧制を許す半人半獣のギリシャ神話のような哲学の成立する前の時代に先祖返りをしようとする動きで、現にトランプ氏は前妻との娘であるイヴァンカ氏との性的関係まで自ら赤裸々に語っていたとニューズウイーク誌には報じられていた。その真贋はどうかは知らないが少なくとも有名な一流メディアがまさかフェイクニュースを載せ自ら信用を失う行為はするまい。アメリカの政治の世界がそういう人物によって統治されていた事実は消えないし、もしこのことが事実で今でも再び大統領選に出馬しようとして勢力を保っているとしたら私にはアメリカという社会のことが理解不能でしかない、この人類の退行現象が本物なら、既に人類は明らかに衰退を始めたと言える。人類のテクノロジーの進化が逆に人類の反知性主義を喚起しているというこの皮肉な現象は人類の限界を自らに吐露したものなのか?。それを今私たちは自分に問いかけているのか。人類はもう限界なのか、それとも今の危機を克服してその先を見つけ出すのか、分かれ道が迫っている?。