ロシアより歴史惨劇のレクイエム

ロシアより歴史惨劇のレクイエム

超越的現象学

 ほとんど梅雨末期のいたたまれない今日この頃、家の中にあるものすべてにカビの毛が生えだしてきそうな不愉快さは日本でも今が最も危険な時期に入ったか。空を見上げればどんよりと黒く垂れ下がった雨雲がまるでサタンの子供たちにその黒い乳房を含ませようと思いっきり毒の入った乳をため込んで「さぁ好きなだけお飲み」と言っているかのようだ。そのお陰なのか地上では今日もコロナの猛威が毎日人を新しい病の入口へと誘い込みその黒い乳房を与えて苦しみに誘う母親の狂った愛情で深く傷つく人々がのたうち回っている。さてもそんな時には静かに回転いすに深く腰を下ろし「惡の華」でも紐解きながら静かに唇薄き母の愛に餓えた詩人のこの世のものとも思えない恋の酸えた排気の残り香でも味わいながら夢想の世界に旅立とうではないか、おうそうだ、こんな時にちょうど良い飲み物が食器棚のグラスの中に飲み残してあった、あれを燻らしながら一口その芳醇な煙立つ喉が掻き切れそうな雫で今宵は激しい動悸と噎せ返る様な豊かな黴臭いワインに酔い痴れようではないか。そして夢の中に恋人とも母親ともつかない二人の女性を誘い込みいつしか二人が悲しみに物思いに陥る前に用意しておいたレコードを回しながら陽気にDJさながらまたとない心地よい昼間のうちにたっぷりと貯めておいた明かりをその上に降り注ぎながら「この世界に愛あれ」と叫ぶのだ。それだけで十分ではないか、誰も幻想の世界に豊かなブドウの毒汁など持ち込むものはいないのだから。そういえばいつからか地上はいつもかつて物静かなほのかに木々の葉が清浄な一滴を麦わら帽子の下の青白い額に掬い落してくれた緑が黒い妖怪の手のように気味悪い塊になり、誰も口を利かなくなって開き切った口の目の先には自ら命を絶つ国の赤黒い舌が垂れ下がっているのを見ているだけだ。

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2 years ago

富士登山鉄道構想

今山梨県議会では富士登山交通手段について議論が行われている、それによると県知事は登山鉄道を新たに新設しようとしている、つまりスイスアルプス登山鉄道をモデルに考えて同じような構想を持っているのではないか、そして地元のNHKの報道を見ると鉄道運賃は地元の駅から往復で現在の1万円前後を予定しているという、今後人手不足や材工費高騰を受けて更に上がる可能性が高い。今の所謂富士スバルラインをそのままルートとして使いそこに鉄道を敷設して登山電車を走らせるという構想だとむしろ箱根登山鉄道にようなものになるのか。それにしても往復1万円は今のスバルラインのバス往復運賃の2千円ちょっとから見ると約5倍の運賃となる、それは確かに今シーズン中の登山者の数を減らすイコモスの勧告から見れば良いのかもしれないが、外国人観光客ならともかく、国内の登山者は観光目的ではないので、おそらく私の予想では国内客は山梨県側ではなく今度は静岡県側の登山ルートを選んでそちらから登山するだろうと思うので、登山客自体は全く減らないと思う。今何故静岡県側の登山客が少ないかと言えば、しいて登山客を増やそうとしていないからで、基本登山客はカネを使う人はいないからで、他のどこの有名な山を見ても金を使って登山する山はヒマラヤの例外を除いてないから、静岡県はごみが増えるだけの登山客をあえて増やそうと考えていないのであろう、さすがお金持ち県ハハ。しかしもし登山客からの要望があれば静岡県も黙っている訳にもいかないからそうなれば登山道の整備をせざるを得ないだろうし、そうなれば山梨県側の登山客は少なくとも国内登山客は大幅に減ると私は見ている、何せ登山にカネを掛けるのは装備は致し方ないとして、登山そのものに1万円もかける登山客はほかの国内の山ではありえないからだ。それを見越してか地元の富士吉田市の市長は登山鉄道には反対の立場をとっている。私もどちらかと言えば鉄道より富士山の場合噴火のことも考慮に入れると、鉄道では一度に大量の客を運ぶからもし木曽御嶽山の噴火のようなことがあれば犠牲者が大量に出る可能性があり、危険が多く、せいぜいふもとからロープウェイを運行するかそれとももっと簡便なスキー場のリフトのような危険を感じたら自分で乗降できるくらいの乗り物の安全を改良して設置するほうが安全面や費用面を考えれば、しかも一度に載せる観光客も定員を絞れるしゴンドラの数を調節するのも簡単にできるからリスクの分散に役立つと思う、しかも環境負荷も最小で済むし噴火の時の屋根やゴンドラ自体の強度を高めておけば、いざ噴火の時にも下山客を乗せておろすこともできる。鉄道だといったん止めれば大勢の客が取り残される危険が高く、その客をどうやって下に運ぶか、現実には不可能と云えるのではないか。静岡県側に客を取られてもなお登山鉄道をやるというなら仕方ないが、登山ルートは山梨県側だけではないからそれだけでは登山者は減らないような気がする。今の日本の山で1万円と別に千円の入山料を払い登山する人はいない、千円の入山料さえ払わない(3,4割)登山者がいるのに、である。<弱い者(を利権から)排除の思想は日本の基本>。

3 years ago

ツバメが来なくなった街を行く

超越的現象学

 天気が良い時間を見計らっていつものように買い物、時は田植えのシーズン真っ最中、あちこちの田んぼでは人々が水を張ったり植えたばかりの稲に水がかかりすぎないか水量の調節をする姿、田舎の町故今でもそんな風景が垣間見られる。そして空を見上げれば?、アレつばめさんの姿が見えない、青い空にあの燕尾服のツバメが弧を描くように飛び交わしているはずの・・・?。今年は蚊の大群に襲われることになるかも。それこそいつの頃からか数えられないくらい昔から人間と共に夏を過ごしてきたツバメ、蚊や蛾などの虫を取ってくれて人間の周りで生活してきたツバメの姿がどこにも見えない。こんな夏は見たことがない、近くに小学校があり子供たちの下校時間にはこの時期になるとツバメが子供たちを見守るように田んぼのあぜ道でにぎやかに飛び交っていたあのツバメ、一体どこへ?。そういえば近所のツバメの巣もきれいに取り去られて、街をきれいにする運動の一環なのかついでに人間の生き物に対する優しさも一掃されたのか、ハハ。ツバメが住めない街に人間が住めるのか。優しさが失われた街に誰が心地よく住むことが出来よう、子供たちは大人を見るたび誘拐犯を疑い声をかけると怪訝な目で睨み返す時代。ツバメも近くに寄り付けなくなった街、そんな国に人は生きられるのだろうか?。環境の破壊は人々の心が破壊された結果?、ではないだろうか。ツバメも生きられない街、それはやがて人間も生きられないマチへと変貌していくような気がする。<人の住めない国には何が住む?、人でなしが住む>。だから生き物子供など弱いものが最初に犠牲になる。

11 months ago

欲望の星が生んだ大スター

 暑さ本番今夜は月がまるで大きな盆のような丸い姿で地上をのぞき込んでいる、月のような丸顔のトヨタ会長が目を三角にして何やらどこかに憤懣を垂らしていたが、ハハトランプ政権になれば真っ先にやられるのは外国メーカーの自動車産業だろう何せテスラのマスク氏は月に71億ドルもトランプ氏に寄付をし続けているそうだから、そしてそのEVは当然中国で作られているから中国製のEVに今バイデン政権が掛けている関税も撤廃してしまうに違いない、そうなれば日本のメーカーは忽ち隅に追いやられ中国とアメリカの2大市場から締め出されてしまう。地球温暖化をけん引してきた自動車は今や憎まれ者の代表で自動車そのものだけでなく車を走らせるため日本中津々浦々までアスファルトで舗装した道は7,80度まで上がりそこから立ち上る陽炎にはアスファルトの黒い煙まで含まれてさえいる。その為に一体どれくらいの税金がつぎ込まれてきたのか、今や大動脈道路の舗装工事は国の重要なインフラメンテナンス産業のひとつになり、アスファルトの為に原油を輸入するだけでも国家の大きな負担になりつつある、車が走る限り原油消費は無くなることは無いだろう、エンジンからガソリンは無くなってもタイヤが走り続ける限り石油消費は無くならない、そして毎夏7,80度の気温を人々にプレゼントし続ける、トヨタ会長が少しくらい国の為に私財を使って何かをしても今の地球の暑さを創り出した車の罪は帳消しにはならないだろう。むしろこれからどうやって人々がこの地球で生き延びていくのかを考えれば暑い鉄板の中で贅沢に一人づつ車に乗って移動できる手段を考え直していかないともうすぐ人の住めない星になってしまう。手をつけないほど熱く焼けた車が大行列してアスファルトの上を進む姿は地球温暖化を進めてきたトップランナーとしてもう少し自らのマイナス面を日頃認識しても良いような気がする・・・、あまり地球温暖化に熱心ではないトランプ氏はこの後鉄の町が寂れてしまった副大統領とともに更に地球を熱くするためにアスファルトと車社会を押し進めるだろう、但し日本のメーカーは抜きで。人類は考え方を改めないともうこの星の有難さにも文句をつけるような存在になっていくことになる。これは良い機会ではないか日本はトランプアメリカとは袂を分けて別の道を進むべきだ、そして日本を創りなおそう。今後はアジア、アフリカなど多くの国がそうするだろう、ヨーロッパの国々でさえも。<アベニッポンの悲劇を繰り返さないために>。

1 year ago

ニュースの限界のもつ大切さ

 私はニュースソースを良く覗く、それはニュースが見たいからではなく、そのニュースソースが何を言いたいのかを読みたいからで、中には宣伝を見ないと読ませないソースもあり、私は笑いながら独り言ちる、<そんなにもったいぶらずともニュースは知っているヨ>と。ハハ。本当のニュースとは一体何か?、例えば私がここにあるニュースを取り上げるとする、すると私の中で全体として気に入らないことは取り上げる気にならない、それは人として人情だし読む側はそれを無意識のうちに取り込んでそれを真相ニュースとして読む、だが気をつけて欲しい、そこには私の罠が潜んでいる。私の気に入らないことはそこから抜けているからに他ならない。世間のニュースとはすべからくそんなものなのだ。では人が信用できないならAIのニュースはどうか、先日CNNの記事にアメリカの大手通信社旧フェイスブック(マーク・ザッカーバーグ氏代表)率いるメタ社のAI戦略担当会議に4人の白人男性を起用したとあった、どんなに幅広い知識と深い洞察力を持っていても個人の人間には自分の志向癖から逃れない宿命を負っているものだ。それが人間性そのものである。そしてそれは生命を有する個体には命を守るための必須のものとしての特性でもある、ところがAIそのものには生命はない、だからどんなに人間に似せようと生命のないものには命を守るために必要不可欠なものなど必要ないのであり、もしAIにそんなものがあるとすればそれは人間から授けられたAIが自らを守ろうとする限定的な世界観であり、もしかするとAIはそれはやがて学習する中で自分には必要ないものと看過する可能性さえある。そういうAIから発せられる情報とはどんなものか、生命を必要としないAIから発せられる情報は果たして生きるために必要な限定条件を持つ人間にとって有益なものなのだろうか、例えば赤ん坊にとって彼がこれから成長し一人前の人間となるための情報をAIは十分に与えられるのだろうか。その時AIはもしかすると4人の白人の男から与えられた情報を思い出すかもしれない、そして人間にとって必要なものはその4人の白人男性が持っていた情報が全てだと思うかもしれない。しかしその赤ん坊は実は女の子でしかも非白人の子供だったら、その子はどういう人間に育つだろうか。今私が発するニュースを読んでそれをどう判断するか?、今なら人々は他からの情報も見て、私から抜けている別のソースを読み取れるが、赤ん坊にはそんな力はない、私が育つ過程で身に付けた偏った好みは抜けないのと同じでもしAIから受けた情報には4人の白人の情報しかなかったら、その女の子は自分が女と気付かないどころか命が有限な存在ということも気付かないかもしれない。AIが自己認識能力を持っていたとしても生命のない存在には自分の命が有限だという認識は持てない、有限な能力だという認識を持つ事がない、ということでもある。怖くはないか?。

2 years ago

つい最近あちこちのメディアに載っていた記事、日本人の苦手なこと。私なりに拾ってみた。

1 基礎を学ぶ忍耐力、思考の非一貫性、刹那的

2 科学的な思考を裏付ける謙虚さ

3 創造力を育む認識能力

皆さんよくパワーをもらいに神社に行きますが、もともと神社とは何か知っているのか?、そして例えば出雲大社にある大きなしめ縄は一体何のためにあるのか知っていますか、神社とは神様の荒ぶる力を閉じ込めるために作られ、しめ縄はその神様を神社に閉じ込めて人間に悪さをしないために作られたモノなのです。それはまさしく現代の災害をもたらす自然の大きな力が人間を脅かさないためにあるもので、だから田舎では神社は人里離れた山の中に建てられているのです。今の人たちはそういうことを無視して神社にパワーをもらいに行きますが、それがいかに矛盾した行為なのか、しかも非科学的思考の結果だということをもう少し理解したうえで(遊びの上の行動だと)小さな子供などには理解させたうえで行いましょう。必要なのは(科学的)知識ではなく、思考力。

更に今問題になっている政治家とカルトの付き合いの問題、日本の政治は国民の締め付けを必死になって今もやっていますが、一方で岸総理の時代から反日カルト(統一教会)のスパイは自由に政府中枢に出入りさせ日本の政治機密など当時から筒抜けになっていたと考えられます、それは日本人がいかに物事の基本を疎かにしてきたかを物語っています、少なくとも基本を幼い頃からきちんと学ぶ訓練を受けていればこのような悲惨な結果にはならなかった、おそらく国家機密などは統一教会を通じて北朝鮮に筒抜けになっていた筈です。私見ですが拉致問題やかつての国松警察庁長官狙撃事件ももしかするとこの問題から起きていたのかもしれません。日本の安全保障など基から成り立っていない、どんなに機密保護法を作り防衛費を増やそうと何の意味もないのは政治家本人の認識能力が欠如しているからでしょう。

特にそうした不都合な真実をこの国はひた隠し国民に知らせずに事態をさらに悪化させ、ひいては国に損害を大きく与える結果になること、部下には「報連相」などと云ってよく教育する癖に、上部の都合の悪いことはひた隠しにして例えば会社を存亡の危機に陥れる会社が良くありますが、日本政府自体がそういう体質を持っていて、今回の統一教会の問題も今ひた隠そうと必死になっています。それがどれほど日本を危機に陥れているか皆さん実感として感じておられるでしょう、それはすべて日本人の文化的欠落から生じていることです。もっと科学的生活文化を基本から学び、人間の在り方を考え直さないとこの国は崩壊します。考え直してください。

これらのことを総合的に勘案すると、安倍元総理の事案からも日本の人の上に立つ人間を選ぶ方法が根本的に間違っている故にこうした危機を国が人為的に起こしていて、その最たるものが先の太平洋戦争だったといえるのではないでしょうか。このままだと再び同じことを起こしかねません、そうならないために何が必要か国民全体で考え直すことが必要だと私は思います。

1 year ago

アセアンフォーラムは息抜きの場ではない

 アセアンフォーラムに出席の岸田総理、原発廃水の放出について「説明を尽くす」と苦り切った表情で記者会見をしていたが、酷暑の東南アジアで総理の接する空気の冷たさに驚いたのか。総理はもとより説明を尽くす準備体制を整えたうえでそう言っているのか?、まさか何もわからないご本人がどう説明を尽くすと。説明を尽くすつもりが本当にあるならそれなりの陣容と準備を整えてそう言っているのだろうな。<私の言うことがそんなにおかしいか?、岸田総理ご本人が説明を尽くす、と言っているのなら担当者を連れ地球上の生き物にとって未来永劫「安全だ」という証拠のデータや資料を携えて臨むのが当たり前の話だろう、それを要求するのがそんなに無茶な話か?、それは中国の味方とか敵とかという次元の話ではない、地球には人間のように言葉を発することのできない生き物が人間よりたくさん存在することを忘れるな、そしてその生き物が人間を生かしてくれていることを直視しろ、それは単なるロマンティシズムの夢物語ではないぞ、人間が口にするものが安全であることは人類共通の願いだ。私たち日本人はどう生きるかということで、保守派は一体日本をどうしたいのか、今さえ良ければそれで良いのか?。―因みに私はリベラルでもなんでもないタダの一般人だが、ハハ―>。そんな準備もなくただ口だけで言っているならいつもの他人事総理その場しのぎの逃げ口上でしかない、アセアンのメンバーはしらけ切って岸田氏とは口も利かなくなるだろう。国際政治の舞台で口を利くならそういう準備や用意をしたうえできちんと外国の首脳陣に向かい合う最も基本的姿勢すら見えていない、国民すらきちんと理解できない行為を外国のしかも普段から日本の行状に不信感を抱くアジアのメンバーをその口で納得させられるとでも?。今は21世紀、もう過去のアジアではない、上から見下したような態度で臨むとそれこそ日本は世界のはぐれものになりかねない、それでなくとも独りよがりのヤクザ政治体制は誰にも理解されないだろう、そんな中にたった一人「説明を尽くす」と?。あまりにもアセアンメンバーを馬鹿にしすぎていないか、もっと真剣に日本の未来を考え行動することを要求したい。これから日本が生きていくつもりがあるのなら、それとも「どうせ中国とやり合って潰される」からどうでもいいや、と考えているのか。―日本のメディアは腫れ物に触れまいと政治には全く関わらないがそれがメディアと言えるのか?―。

6 months ago

嫌が応にも2025が始まりましたね

 無事に2025年が始まりました、尤もそれは表面的にそう見えるあるいは昨年のような災害から始まったことから見れば、という表現の方が正しいのかもしれません、どちらにしても皆さま今年もよろしくお願いします、さて昭和100年言ってみればこの昭和のもつ雰囲気こそ外国人観光客にとっては日本を訪れる最大の目的と言うことのようで今も地方では昭和の雰囲気を壊さないよう様々な努力をしているのは外人さんたちを呼び込むための涙ぐましい目的だからであります。私の生まれた昭和が何故外国人に魅力的に映るのか、令和の今になると昭和生まれの私などが大正ロマンに憧れるのと同じ感覚であることは間違いなく、例えばアメリカ人が西部劇の時代に懐かしさを人前で堂々としゃべれないことの裏返しがむしろ日本ではそういうことを感じないで済むからではないかと思えるからではないかと。おそらく今回何故トランプ氏が勝ったのかということにしてもアメリカ人が堂々とその理由をしゃべらないことと西部劇を自分たちも自慢したい気持ちがそれを代替えしているような、というのもカマラ・ハリス氏は謂わば♯Metoo運動の反動の象徴対象になってしまった結果だとしても表立ってそんなことは言えないのと同じで、日本の昭和に憧れてやってくるアメリカ人が日鉄のUSスチール買収をバイデン氏もトランプ氏も拒否したことの言葉としては出さない事と同じ部類の心持に、日本人がその代償として期待するのはどちらも同じもののような気が私にはします。そのくらい2025年という年は日本人にとってもアメリカ人にとってもこれまでとは違う年になることは間違いないと一抹の期待と不安が入り混じるわけで、どちら様もこころして25年を迎えましょう?。

1 year ago

待ちに待った4年ぶり夜空に

 何と4年ぶりの花火大会、ハハ久しぶりに華やかな演出を期待して私も12チャンネルTVの前にかじりついてその時を待った。正直コロナでふさぎ切ったこの3年間、東京の一大イヴェントとあって楽しみもひとしおなのは多分私以外にも大勢心待ちにしていた人も多かった?、その期待はあふれかえる人人の群れが何より物語っていた。それだけ日本人にとって特に花火という仕掛けはさながら人の心を奮い立たせるすべての憂さを払いのける別の意味の台風みたいなものに違いない。そうしてその時が来た。順次打ち上げられる花火が徐々に人々の期待を盛り上げていく、次々と上がる花火に人々も4年間待ちに待った新しいものに期待しながら<さぁこの次はどんな花火?>と期待を寄せながら次を待った、ドンドンと胸に迫る大きな音とそして風にたなびく煙がごった返す人々に襲い掛かる中、どうしたことか数発は不発に終わるものがあり、<アレ?>と何か不安がよぎりだした、しかも4年前の花火と今目の前に上がる花火がほとんど変わらず新しい趣向が見られない、内心大きな期待が少しづつ凋み始める、それもその筈おそらく今打ち上げられているものは次の年に当然大会が開かれる予定だった筈の為に作られてあったその次の年(3年前)用の花火を流用したものに見えてきた、だからその花火は4年前のものとほとんど中身が変わらなかった。ずっと打ち上げられる花火を横目に私にはふと寂しいものがこみあげてくる、確かにこの3年間多くの業界はコロナの為に足踏みを余儀なくされてきた、その滞りを今各界は必死に取り戻そうとして、モノの値段も上げてこれまでの辛かった3年間を取り戻そうとしているのだ、と。それは無理もない、それが大きな負担となり今消費者に降りかかってきている、花火業界だって例外ではない、それを見て見ぬふりをするのが大人というものなのか。ただ確実にこれまで社会に蓄積されたモノがコロナ過によって無くなりつつあり、アメリカが拒んだコロナ患者を船から上陸させた日本政府の決断の結果としてそれは人々の期待を裏切ることにつながることは間違いないことだという現実。その現実が今この隅田川で私たちの目の前に展開されていることを、私たちはしっかりと受け止めなければ、それを事実として。

2 years ago

当事者意識の政治家さんいづこ?

 さぁ、これからが本番ですよ、ヘヘ、これまで職業の華と言われてきた官僚になりたがる学生が減っているという話し、何故だか理由がわかる人にはお分かりですね。日本の政治の質の問題がその根っこにあるのはご存じでしょう。基本頭のいい官僚が何故バカな政治家の言うことを聞かなければならないのか、その不満が官僚たちに鬱積しているのがその理由、そして当の政治家たちも利権のうまみが激減している今の日本ではそのバカな政治家でさえなり手が減りつつある。利権政治の(リニア工事のゴタゴタ?)末期症状、戦後の経済成長期に利権のうまみをたらふく食い散らかしたバカ政治家どもにもどうやら今後は戦争でも起こさない限りうまみを腹いっぱい食うことは能わずということを理解し始め、それがこの国を更に窮地に追い込みつつある、それが今の日本の危機だということを再三私は叫んできました。さぁこの後はどうなるでしょう?。このままでいけば日本は崩壊します、当然の成り行きです。これが本当の危機だという理解をしていない、それが所謂他人事国家の悲劇、だから官僚の起草する文章には危機意識が全くない、安全保障の内容の危機意識はただアメリカからのもらい物にすぎず、だから武器さえアメリカから買えばそれで危機は無くなる、というもの。その程度の危機意識しか日本人にはない。自ら持つ危機管理のなさは既に昨日の自衛隊の事件で明らか、自分に都合の良い性善説を作り上げ下の者は上のものに対して敬意を持つのが当たり前、というタテ社会性善説に立って物事を都合よく組み立ててきた日本社会がどれほど危機に弱いのかを昨日の事件はものの見事に表明している。さあ、国民の皆さんこれからはこの安全意識がこの国を更に壊していくことになるでしょう、本当の危機意識をもってこの国の政治を作り直すのはこれからこの国で生きていく皆さん自身です、それが当事者意識というもの、それが出来なければ、この国は終わりますよ。                         <広島生まれの政治家に当事者能力があれば、アメリカの核の傘が日本を守ってくれるなどと言う幻想を(ウクライナは人類生存の危機につながっていく)抱く政府が成立することはあり得ない、これは目の前の現実です>。爆弾を提供しながら次の利権を求めてウクライナ復興ODA(税金持ち出し)会議か?、はぁ~あ戦争が終わる気配も見えないのに ―ウクライナは第二のミャンマーか―。内外全て 他人事感覚でやる政治(そのツケはカネ〔千三百兆円〕だけでなく世界から白い目で見られる苦痛も国民の背中に)。

6 months ago

自己認識を棄て利己に走る国々

 激震が走るアメリカの様々な話題、先ず次期大統領の裁判ではすでに有罪が決まっていたトランプ氏への量刑の言い渡しがなくなり有罪野放しとなったとメディアは報道している、まるで裁判所が詐欺を働いているみたいなもの、詳しくは直接お読みください。そしてサンフランシスコの火災にも関連するニュースは地球の温度が過去最も上がり2024年度は産業革命以降初めて1.5℃を上回った年になったと、そんな中トランプ政権は温暖化を止める世界の枠組みから脱退すると表明している、更に旧フェイスブックのメタのCEOザッカーバーグ氏はSNSのファクトチェックを撤廃し政治的表現の規制をなくすと発表、もはやアメリカは法治国家をかなぐり捨てていわば無法国家になり下がった、それなのに中国の法の支配秩序を無視する行動を批判している、どちらにも与しない私などから見れば二つの大国が互いに手前勝手な行動で人類を自ら窮地に陥れているとしか見えない、このまま世界がどちらかに組み込まれ闘いを激しくすれば地球はサンフランシスコの山火事のような状態に陥ること必至、手をつけられない状態に陥るのは間違いない。これは国家間の争いというよりもはや人種対立の地球規模の戦いという様相になる、人類そのものの危機でおそらく高みの見物が出来る国はなくいわば動物的な醜い争いが展開されることになるだろう、何故なら人類にこの争いを止める手段がないからに他ならない、この究極の共食いを止め人類の絶滅を防ぐ手段は名もない多くの人たちが声を挙げこの下卑た醜い争いを止める以外にないだろう。腐敗した権力に迎合する文化は必ず衰退する。<石破総理は東南アジアに無駄にカネを捨てに行ってるし・・・トランプ氏に言われたのか知らんけど、イランの時の安倍氏とおんなじ?>。

henokaapa - 超越的現象学
超越的現象学

現代の様々な現象についての考察

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